SNS映えする写真は相手を感動させる写真

その景色を満喫することがベストショットへの近道

目の前の感動は全て写真に切り取れない

写真を見ると、まるで目で見たものをそのまま切り取っているかのように感じるかもしれません。
しかし、実際は違います。

科学的な話をすれば、そもそも目とカメラは違います。
光の性質によって像を映し出すという観点では目にもカメラにも同様のレンズが存在しますが、目の場合は脳が強く作用します。
目から得た情報が脳の記憶や好き嫌いと結びつき「感動」に繋がります。
感動するということは、目だけで完結する仕組みではないのです。

なので、目と同じシステムのカメラでも、感動を切り取ることはできません。
ではどうすればいいのか?
写真で人を感動させることは不可能なのでしょうか?

ここで発想を転換してみましょう。
感動をそのまま伝えることができないのなら、相手を感動させるように努力すればいいのです。

演出によって限りなくあなたの感動に近く

当然のことではありますが、あなたの感動をそのまま相手に与えることは不可能です。
根本的に持っている脳が違うので、感じ方も人それぞれ異なってきます。

自分の感動をそのまま伝えることは諦めましょう。
相手を感動させることを第一に考えるのです。

これは「見た景色」と「見せる景色」の違いとも言えるでしょう。

そこには演出の余地が入り込みます。
一番に見せたいものをクローズアップし、印象的になるように角度、構図を考え、静止した一枚で伝わるよう工夫します。

なんだかんだで、目が見る景色というのは「時間の流れ」があります。
自由自在に扱える眼球というカメラを使った動画に近いです。
写真は撮影の瞬間で時間が止まるので、情報量は圧倒的に少ないです。
だからこそ、より大きな感動を与えるために、一番良い瞬間を切り取ろうと、プロのカメラマンは努力するわけです。


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